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先輩たちの声INTERVIEW

様々な分野の製品の品質向上に努めています。

K.M.

品質保証部
1997年入社

開発スタッフが一丸となって取り組み、
懸命に努力したことが今でも心に残っています。

学生時代は化学工学を専攻しており、海外への興味もあったため英会話サークルに所属していました。化学的な知識だけでなく熱力学、流体力学いずれも住宅設備機器の製品開発に活かせる分野だと考え、エンジニア志望で入社しました。

入社後は技術部に配属され、ガス機器、ヒートポンプ式給湯器並びに空調機器の製品開発を経て、現在は品質保証部に所属しています。

技術部では国内だけでなく海外向けの製品開発にも携わりました。最も思い出深いのは、世界初の家庭用コージェネレーションシステムを製品化できたことです。この製品は既存の給湯暖房器の枠を超え、各家庭で給湯や暖房に加え、電気を発電するという新たな生活様式の変化をもたらしました。大手ガス会社様との共同開発でもあり、製品化は困難で長い期間を要しましたが、開発スタッフが一丸となって取り組みました。「エンジニアとして世界初の製品開発に携われる機会は一生に一度あるかないかで、幸せなことだ」と思い、懸命に努力したことが今でも心に残っています。 また海外向けの製品では、北米、南米、オセアニアへ足を運び、製品認証機関での試験の立ち会いやお客様への施工、メンテナンス講習会を行いました。これらの多様な経験ができることもエンジニアの醍醐味です。

製品開発の初期段階から会議に積極的に参加し、予見される課題の抽出を行い改善しています。

品質保証部では技術部での経験を活かし、様々な分野の製品の品質向上に努めています。製品を世に生み出す前から役目を終えるまで、継続監視を行っています。製品品質の多くは開発段階で決まると言われています。そのため、製品開発の初期段階から会議に積極的に参加し、予見される課題の抽出を行い改善しています。

今後の課題としては、世界の潮流であるカーボンニュートラル達成に向けてGX(グリーントランスフォーメーション)を加速していきます。当社は環境ISOを取得し、環境保全活動に取り組んでいます。工場敷地内の建物屋上に太陽光パネルを設置し、地域へクリーンエネルギーを供給しています。また2025年に運用開始予定の長府バイオマス発電所に出資しています。

最後に趣味のお話になりますが、本社下関市では毎年11月に下関海響マラソンが開催されます。約一万人規模のフルマラソン大会で、当社に優勝経験者も在籍しており、非常に盛り上がります。近隣の市民マラソンにエントリーすれば、オリンピックランナー達と一緒に駆け抜けることもできます。マラソン好きには堪らない立地条件です。

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