先輩たちの声INTERVIEW
空気中の熱でお湯を沸かす「エコキュート」の開発を行っています。
Y.Y.
技術部開発4課
2020年入社
作業を終え製品化された時の達成感は今でも鮮明に覚えています。
「私が担当した製品だよ」、よく街中で母から聞くフレーズでした。両親が住宅設備メーカーに勤めていることもあり、幼い頃から“ものづくり”が身近な存在でした。今思えば、同業界を選んだのは自然な流れだったのかもしれません。
大学では、離島の地下水、河川水の水質評価ならびに年代分析を行い、人々の生活に必要不可欠な“水”について知識を深めました。“ものづくり”ד水”に当てはまったのが、この会社でした。
現在担当している仕事は、空気中の熱でお湯を沸かす「エコキュート」の開発です。営業からの市場ニーズを基に、機種のラインアップや仕様の検討を行っています。また、制御プログラム作成、性能評価、設計検証など、開発の業務内容は多岐にわたります。印象に残っている業務として、北海道にある実験住宅に試験用機器を設置する作業がありました。実験住宅は雪の多い寒冷地でマイナス20度を下回る環境において機器が正常に動作するか評価を行うための施設です。日中でも氷点下の環境で工具や配管の凍結、手先が悴み思うように捗らない場面もありましたが、作業を終え製品化された時の達成感は今でも鮮明に覚えています。
今後の業務の幅を広げる為にも
スキルアップを目指し継続していきます。
給湯器に求められるのは、ユーザーがいつでも「快適」にお湯を使えることです。さらに付加価値として、働く女性や子育て世代の家事の負担を軽減できるような機能が必要になると考えており、実現に向けて挑戦しています。まだまだ未熟な部分も多いですが、良い製品を開発できるように知識や経験を積んでいきます。
さて、世界各国で地球温暖化への対策が講じられています。当社の高効率製品であるCO2ヒートポンプ機器への期待は海外で高まっています。業務で英語を使う機会が増え、自己啓発助成制度を利用してオンライン英会話を受講しています。通常の業務との両立が大変なときもありますが、今後の業務の幅を広げる為にもスキルアップを目指し継続していきます。