年間を通して安定した地中熱を利用。
冷房にも使用できるオールマイティーヒートポンプシステム。
地中熱とはおおよそ地下200mより浅い地盤に賦存する、温度が10℃~17℃程度の低温の熱エネルギーです。
この地中の熱エネルギーは夏は冷熱源、冬は温熱源として利用できます。
外気温と地中の温度差が大きく、熱容量の大きな地盤と熱交換を行うため、高効率な運転が可能です。
地中熱ヒートポンプ冷暖房システムは、地中からの自然エネルギーを採熱し、使用電力の約4倍の暖房エネルギーを作ります。
これからの省エネ時代に最適です。
自然エネルギーである地中熱を利用してCO2の排出を削減!
また、冷房の排熱を外気に排出しないので、大都市を中心に問題となっているヒートアイランド現象に対する抑制効果が期待できます。
シミュレーション条件(当社試算による)
延床面積/木造住宅 125㎡
熱損失係数(Q値)/札幌 1.6W/(㎡・K)、東京 2.7W/(㎡・K)(次世代省エネルギー基準相当)
暖房負荷は暖房度日法により計算(室温20℃、全室24時間暖房)
使用した原単位は…
電気・灯油/環境省地球環境局「地球温暖化対策地域推進計画策定ガイドライン第3版」による
ガス/北海道ガス株式会社(札幌の場合)、東京ガス株式会社(東京の場合)による
1次エネルギー換算/NEDOエネルギー関連資料(平成22年)
冷温水で快適空間を実現する地中熱ヒートポンプ冷暖房システム。
暖房はまるで『ひだまり』のような暖房感、また冷房は『木陰』のような涼房感で快適。
冬季間は『頭寒足熱』でより快適な空間がつくられるよう、低温水暖房による床暖房がおすすめです。
床面の温度に対して頭上が熱くならないので長時間暖房しても頭がボーッとしたりのぼせたりしません。
勉強などの集中力もUP!
天井の高い事務所や体育館などは床面から温まる
床暖房が効率的!
従来の冷媒ガスによるエアコンだと吹き出しの温度が一定。
風量・運転/停止で調節するため体に直接風が当たると冷えすぎてしまいました。
冷温水ふく射パネルより冷水の熱交換でさわやかで心地よい冷房空間を実現。